ラムネ

曲/詩 CURVE

 吹き抜ける風に彩られ
 曇り空晴れたような気がした

 過ぎ行く人波 頬染めて
 ビン越しに覗いた青い街並み

 繰り返す春の音
 振り向けば新しい
 太陽の光

※唄う街中のざわめきは
 白く飛んだラムネの粒たち
 少しだけ耳を澄ます時
 
 横切る自転車ベルの音
 さえぎられてた景色に気づいた

 寄り添うツバメに近づいて
 ビー玉転がしたイタヅラな午後

 交じり合う現実に
 背を向けた懐かしい
 夕焼けの光

※浮かぶ街中の想い出は
 空に消えたラムネの泡たち
 もう少し耳を澄ます時


唄う街中のざわめきは
白く飛んだラムネの粒たち
浮かぶ街中の想い出は
空に消えたラムネの泡たち
あと少し耳をふさぐとき・・・